一人で安全な運行とお客様への接客が行えるよう、営業所配属前と配属後の研修体制を整えています。
入社式終了後、入社に必要な手続き等を行っていただきます。
公共輸送に携わるバス運転士としてのあり方や、今後、当社で仕事をしていく上での基本的なルールについて学びます。
1日目はお客様の立場になっていただき、指導員が運転するバスで乗車体験をします。2日目以降は中型バス・大型バスの両サイズを使用し、実際に運転していただきます。
実際に添乗を行うコミュニティバス、墨田区内循環バス(上)と荒川区さくら(下)▶
外部機関が実施する「適性診断」を受診し、自己の運転傾向の見極めを行います。また、当社のバス路線に添乗し、実際の乗務の様子と、必要となるお客様への接客・接遇サービスについて学びます。
実際に添乗を行うコミュニティバス、墨田区内循環バス(上)と荒川区さくら(下)▶
実際に添乗を行うコミュニティバス、墨田区内循環バス(上)と荒川区さくら(下)▼
あいさつ、身だしなみ、表情など接客・接遇面に関する研修を受けて頂きます。
学科研修にて、車両の構造等について必要な知識を学んだ後、実際に日常点検やチェーンの脱着等を行い、技能を学びます。
営業所に出向き、出退勤の流れ等を学びます。また、実際のバスを用いて、各種機器類の取り扱い方、バスの死角の検証、スロープ板の取り扱いや車いすの固定方法等について学びます。
実際にバスを運転し、運転技能や機器の取り扱い、接客対応について学びます。1台あたり2~3人の少人数に分かれて進めていきます。指導員がお客様役になって接客シュミレーションを行う等、営業運転に近い形で必要な技能・接客スキルを学んでいきます。
※実車研修の前に、適性診断の受診結果をもとにして、今後、安全に乗務していくために気を付けなければならない事を指導員と一人ずつ面談して確認します。
辞令交付後、営業所に配属されます。
公休を含め配属まで概ね1ヶ月半です。
NEXT STEP !
指導担当者が同乗し、実際にバスを走らせ、運転技能などの確認を行うとともに、路線やバス停の位置を覚えていきます。
各人の運転技量にあわせて、使用する車両やルートを変え技能アップを図ります。(実施期間に制限を設けず、次のステップ「見習い」に進めると判断するまで行います。)
指導運転士同乗のもと、実際に営業運転を行いながら必要な運転・接客スキルを習得します。
まずは混雑時間帯を外して訓練を行い、最終的には一日を通じて営業運転を行い、一人で乗務するための最終的な見極めを行います。
配属から見習い終了まで早い方で1ヶ月程度です。
NEXT STEP !
営業所の運行管理者が、技能に問題が無いと認めれば
いよいよ単独で乗務をすることになります。
初心を忘れず安全運転で!
入社の際の研修の他に、定期的に研修を行い、安全運転技能の向上と接客・接遇の向上を図っています。
単独乗務が始まる頃、入社同期の運転士が一同に会し、これまでの振り返りを行うほか、当社施設の見学・添乗を行います。
茨城県ひたちなか市の安全運転中央研修所にて行う1泊2日の研修です。輸送業務の安全性向上を図るために必要な知識・技能を、学科と各種実技体験を通じて研修します。
2年に1回実施します。
正確・丁寧な運転操作がなされているか、視線の動きを追って適切な安全確認ができているか等を計測・記録することができる「安全運転訓練車」を用いて、自身の運転のクセをつかみ、今後の更なるスキルアップにつなげます。
入社4年目の運転士を対象に行う研修で、今後の目標設定を一つのテーマとし、1日目は外部講師による接客・接遇に係る研修と、事故防止のための研修を行い、2日目は安全運転の技術レベルをコンテスト形式で確認します。
2年に1回実施する研修です。
開催日毎に勤続15年以上の者と15年未満の者にわかれて参加します。1日目はバスの添乗や事故防止研修、専任講師による安全講話、役員講話、2日目の研修では運転キャリア別に勤続15年以上の運転士は外部講師による接客・接遇研修、15年未満の運転士は京成ドライビングスクールによる事故防止研修を行います。
事故惹起者に対して、状況によりマンツーマンのフォローアップ研修を行うほか、新人コーチング研修などを開催しています。